11月12日(日)、長野市戸隠の土産物店で「とちの実」せんべいを見つけました。
これは、長野市内のワイナリーで見かけた「とちの実」です。一見すると「くりの実」に似ていますが、サポニンやエスクリンといった毒性の物質が含まれ、そのまま食べると渋みや苦味で舌がピリピリしてしまいます。しかし、あく抜きをすれば、食べることができます。
アク抜きの工程はかなり手間がかかります。野菜ソムリエ 福光佳奈子さん監修のHPには、以下のように紹介されています。
1.収穫した栃の実を2、3日水に浸す
2.カラカラと音がするまで数日間天日干しにする
3.熱湯を入れ一晩保温し、翌日加熱しながら皮をむく
4.流水に1週間ほど漬ける
5.熱湯の中で栃の実を煮る
6.木灰に熱湯を加え、さらに栃の実を加え混ぜる
7.そのまま保温状態で1日おく
全国各地で「とちの実」を使ったお菓子が作られています。長野市戸隠の土産物店で「とちの実」せんべいを見つけたので、購入しました。(13枚入り、490円)
おしゃれにパッケージ化されています。
1枚、食べてみました。
まさに「ほんのり甘く、口いっぱいにとちの実の香りが広がります。」
本当においしい「とちの実」せんべいに仕上がっていました。
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