2024年2月10日(土)12時15分、「動物の森びと」さんから、貴重な写真が届きました。積雪から5日経っていますが、自動販売機の陰で「雪だるま」が、ひっそりと生き残っていました。
「雪だるま」の首には、子どもの字で注意書きがかかっています。
1 こわさないで下さい
2 さわらないで下さい
おそらく、これらの注意事項は、しっかり守られてきたと思います。
一番日差しの強い時間帯のみ、日陰になっていますが、あと1時間もすれば、陽の光を浴びることになります。
こんな生活を5日間も続けることができたのは、制作者(生みの親)の熱い思いが「雪だるま」に届いていたのかもしれません。
「まだまだ頑張ってほしい」という気持ちと、「よく頑張った! でも、もう十分だから」という気持ちが複雑に交錯します。せめて、消え去る前に、制作者から「頑張ったね!」とひと声をかけられたら、「雪だるま」は、心安らかに大気の循環に戻っていくのではないかと思いました。
この「雪だるま」は、身近な風景「珍百景」第1号に登録されました。
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