11月3日(祝)10:00~15:45、「第4回高校生両生類サミット」がオンラインで開催されました。佐野高校科学部は、第1回から毎回参加しています。私も研究のアドバイザーという立場で参加しました。
サミットのチラシとスケジュール表
科学部の2年生4名が「トウキョウサンショウウオの共食いに関する研究」を発表しました。研究テーマは、以下の3点です。
特に、テーマ2「頭でっかち型」の出現の有無が今回の研究の目玉になっています。
本研究は、地道な観察結果をもとに、各テーマについて詳細に分析していました。
約10分間の発表を4人で分担して行いました。わかりやすくまとめられており、それぞれが落ち着いてゆっくり話していたので、言いたいことは伝わっていました。
発表後の質問やアドバイスなどがたくさんありましたが、それぞれ、きちんと答えることができていました。
素晴らしい研究発表だったと思います。お疲れさまでした。部長の戸室葵さんは、「とても緊張しましたが、終わってホッとしました。いろいろな先生方からいただいたアドバイスを今後の研究に生かしていきたいです。」と語ってくれました。ぜひ、後輩たちにも研究の楽しさを伝えていってください。
また、佐野高校の生徒にとって、おなじみの先生方が登場されました。
まずは、日光にある日本両棲類研究所所長の篠崎尚史先生です。
そして、宇都宮大学農学部教授の飯郷雅之先生です。
とても素晴らしいお話、ありがとうございました。
今回も、高校生同士が研究を発表し合い、第一線の研究者のお話を聞くことができました。とても贅沢な「オンライン研究発表交流」だったと思います。将来、この中から、(両生類の)研究者が出てきてくれることを期待しています。
Comments