5月20日(土)今日は、フィールドワークで「Google レンズ」がどの程度使えるのか試してみました。
葉や花、果実にはっきりとした特徴がある場合は、かなり正確なのではないかと思います。
まずは、ヤブヘビイチゴです。花と果実ともに、特定できました。
ドクダミも一発でした。
ムラサキツメクサも、花の付き方や色に特徴があるので、間違えませんでした。
次は、シロツメクサです。これも一発かと思いきや、ムラサキツメクサのように断定せず、いくつかの候補を提示してきました。その中には、シロツメクサも入っています。この辺りは、利用者が判断しやすい情報へとリンクしています。
キショウブも、候補を提示しています。なんとなく似たような植物がありそうですね。
同様に、イボタノキです。ヨウシュイボタという近縁種を候補に上げています。
オオベニウツギも同様です。
スイレンの一種です。おそらく、園芸種もあり、種名を正確に判断するのは難しいのではないかと思いました。
ユウゲショウです。初めて聞く名前でした。
これは、栽培されているジャガイモの花です。これは一発ででると思っていましたが、ナス科の植物、というところまででした。ジャガイモ畑で見ているので、これはジャガイモに決まってるだろと思いましたが、そういった付帯情報なしに、花だけで判断するのは、それなりに難易度が高いのかもしれないですね。
次は、オオバコの花のように、棒状に伸びている花が何なのか、調べてみました。すると、判断の決め手に欠く、あるいは、どこに着目していいか、困惑していました。表示にも少し時間がかかり、「見た目で一致」という表記となりました。つまり、「ぱっと見、これっぽくない?」と言っている感じです。でも、知ったかぶりされて、全然違うのを提示されるより、よっぽど正直で、好感が持てました。
こちらは、今、収穫期を迎えている麦ですが、ビール麦とか小麦とか種類がありそうです。このような栽培植物や園芸種など、バリエーションが多そうなものは、苦手としているようです。こういう時は、近くに農作業をしている方がいれば、直接聞いてみるのが一番です。
まとめると、花や果実、葉などに、はっきりした特徴のある植物は、確度が高いようです。近縁の植物がある場合でも、おおまかに何の仲間かを知る手がかりにはなります。また、植物のどの部分をレンズに向けるかによっても、判断や確度が違ってくるようです。
いずれにしても、植物についてほとんど知らない自分のような者には、誰かに名前を聞くかわりに、まず「Google レンズ」で見当を付け、後で図鑑などで詳しく調べてみる、という使い方であれば、十分使えるのではないかと思いました。
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