top of page
IMG_4274.JPEG

​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

『はたらく細胞』

更新日:2024年12月23日

2024年12月22日(日)、109シネマズ佐野で『はたらく細胞』を鑑賞しました。

まさに「笑って泣けてタメになる」素晴らしく感動的な映画でした。

「原作は清水茜による、細胞を擬人化したマンガ『はたらく細胞』(講談社「月刊少年シリウス」所載)。連載開始から話題沸騰、瞬く間に大人気となり、アニメ化や多くのスピンオフ作品を生み出してきた本作の実写映画化。映画史上最“小”の主人公......その名は、細胞!人間の体内の細胞、その数なんと37兆個。酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける!?」(以上、はたらく細胞 - 109シネマズ | 109CINEMAS より)

ロビーは、「はたらく細胞」グッズで溢れていました。


「はたらく細胞」は、細胞を擬人化することによって、からだの中のしくみをリアルに体験させてくれていますが、それを逆手にとって、人間にとって、働くって何なのか、という難しい命題に見事なまでにすっきりと答えてくれています。


しかも、細胞それぞれに役割があるように、どんな人間が行っている仕事や働きにも役割があり、それがなかったら人間(社会)が成り立たないこと、さらには、それぞれの仕事を次の世代に伝えていく人がいて、初めて社会は維持されていくことをさりげなく伝えています。


細胞の寿命は2~3日や120日、もっと長生きするものもありますが、基本的に生体の防御機能を果たしている細胞の寿命はそう長くはありません。細胞は、短い生の中で、自らの役割を精一杯果たして死んでいく。その積み重ねしかありません。そこには命の重み、大切さなど、さまざまな思いが凝縮されています。それら全てが自然な流れの中で描かれており、確かにそうだよな、と腑に落ちるところが凄いです。


この映画、只者ではないです。


24日(火)の看護学部の「生物学」の授業は「生体の防御機能」なので、とても参考になりました。学生にも見てもらいたいですね。

閲覧数:31回0件のコメント

最新記事

すべて表示

山と海の風景

Comments


bottom of page