9月29日(金)、今夜は「中秋の名月(十五夜)」、そして18時57分に「満月」となりました。今回は皆さんに呼び掛け、それぞれが、それぞれの場所で見た「それぞれの名月」を送ってもらいました。地域によっては、曇りや雨で見ることができなかったようですが、ほぼ同じ頃、空を見上げる体験を共有できたことを嬉しく思います。
それでは、順番に紹介していきます。
(1)まずは、私が見た名月です。
みかもリフレッシュセンター駐車場から見た月です。みかも山の稜線から月が上ってきました。
この場所は少し高台になっていて、夕陽や夕焼けの観察にも、最適なビューポイントです。ここから見る月も最高です。
(2)長野県山形村(松本市の近く)、Hさんの名月
Hさんは、いつも奇麗な写真を送ってくれます。
(3)佐野市、Iさんの名月
体育館の間から見える名月です。
(体育館と駐輪場から、すごく遠近感が伝わってきます)
(4)京都市、Kさんの名月
京都「伏見城の門」にかかる名月です。
(素晴らしいロケーションの写真、ありがとうございます)
(5)佐野市、Kさんの名月
時間の経過とともに、月は高く上っています。
(街の灯も月のように見えています。いつも写真ありがとうございます)
(6)足利市、Tさんの名月
自宅付近から撮った名月
渡良瀬川の河川敷まで行って撮ってくれました。
(明るくてきれいな名月ですね。月もTさんを祝ってくれています)
(7)佐野市、Mさんの名月
体育館の上に見える名月。遅くまでお疲れ様です。
自転車置き場から見える名月。
(いいですねえ。高校生の青春も伝わってきます)
(8)佐野市、Mさんの名月
「電線が邪魔だけど、五線譜の音符♫みたいな月♪」
(雰囲気出てますね。電線の上を月が転がりそうです)
(9)佐野市、Sさんの名月
自宅から見た名月
「109シネマズ佐野」から見た名月。
(なつかしい場所です。この辺りでカメ採ってました。)
(10)日光市、Sさんの名月
「雨模様ですが、奇跡的に雲の合間に! これ以上は無理みたいです」
(大先生にここまでしていただき、恐縮です。)
(11)栃木市、Sさんの名月
「残念ながら、周囲には電線しかありません。」
(スマホでこれだけ大きくブレずにとるのは難しいですよね)
(12)群馬県邑楽町、Tさんの名月
自宅で撮ってくれました。
(雲に負けない月の力強さを感じます)
(13)埼玉県上尾市、Wさんの名月
「18時頃、上り始めです」「今は雲に入ってしまいました」
(水墨画のような味わいですね。)
(14)佐野市、Tさんの名月
校舎3階通路から見た、城山に上った名月。
(自転車とのコントラストが秋を感じさせます。)
職員駐車場から見た名月。
(立体感があっていいですね。幻想的な写真です。)
(15)小山市、Nさんの名月
雲の合間から姿を見せる名月。この写真では、雲は脇役ではなく、名月と対等な主役です。素晴らしいです。
(16)栃木市、Sさんの名月
「栃木市は少し雲が多かったです。光の感度を変えたりしてみましたが、難しいものですね」 (雲と月を一緒に写すのは難しいと思いますが、十分きれいに撮れていると思います)
(17)鹿沼市、Tさんの名月
「自宅に着いて走り始める前に撮りました。22時35分頃です。奇跡的に雲の合間から月が顔を出してくれました!」(寝静まった町に、月明かりがTさんを見守るように降り注いでいます。こんな雰囲気の中を走られているのですね。)
「それぞれの名月」の写真を送ってくださった皆様、ありがとうございます。
佐野市内にとどまらず、足利市、栃木市、小山市、鹿沼市、日光市、さらには、京都府、長野県、群馬県、埼玉県での名月を目にすることができました。
ブログで、夕焼けを紹介していた時、「見ている場所は違っても、みんなが同じ夕焼けを見ているって、いいよね」という感想を伝えてくれた方がいました。
同じものを見ているはずなのに、場所や時間、見ている人の気持ちによって、その人の心に映る姿は変わってきます。
それでもなお、遠く離れた場所から、遠く離れた名月を眺めることによって、人と人とが、どこかで心が繋がっていることも感じました。
一年で最も美しい「中秋の名月」だったからこそ、「それぞれの名月」も輝きを増したのではないかと思います。
こんなことができたらいいなあと、漠然と思っていたことが、皆さんの協力で実現できて嬉しいです。「それぞれの名月」プロジェクト、ご協力ありがとうございました。
PS:長野県にいるHさんから、今朝6時の朝焼けの写真が送られてきました。ありがとうございます。ちょうどこの頃、月は西の地平線に沈み、東の地平線から太陽が昇ってきました。こうして、日常は繰り返され、明日につながっているんですね。
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