top of page
IMG_4274.JPEG

​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

みかも山の「どんぐり」

更新日:2023年10月18日

10月16日(月)、今日は振替休日だったので、「みかも山」の西駐車場から、遊歩道をぐるっと1周しました。足元には、たくさんの「どんぐり」が落ちていました。何種類くらいあるのか、調べてみました。

これが、今日拾ってきた「どんぐり」です。家で図鑑を見ながら識別できたものは、クヌギ、コナラ、アラカシ、ナラガシワ、クリ(野生種)の5種類でした。


どんぐりの種類を調べるには、「どんぐり」の形だけでなく、「どんぐり」を包んでいる「殻斗」(かくと)の形状が重要であることがわかりました。残念ながら、「殻斗」が付いていないものが多かったので、それについては、識別できませんでした。

例えば、左端のどんぐりは、殻斗は長く伸びた鱗片におおわれています。これはクヌギです。


一方、右側のどんぐりは、殻斗がギザギザの鱗片で被われているもの(ナラガシワ)と、殻斗が横縞模様で覆われたもの(アラカシ)があります。


こんな風に調べることができます。ただし、素人判断ですので、間違っているかもしれません。間違いがわかったら、訂正します。



今日は、みかも山の西側にある「ハーブ園」から、14時30分に出発しました。紫色の花は、アメジストセージです。切り花やドライフラワーで楽しむことができます。

みかも山には、遊歩道が整備されています。ウォーキングやジョギングを楽しむ人が大勢います。

遊歩道には、フラワートレインが周遊しています。子ども連れなどには人気があります。

お客さんを降ろして戻るところだったので、誰も乗っていませんでした。


遊歩道のいたるところに、どんぐりが落ちています。

殻斗が付いているどんぐりが写っていると、後から種名を調べる手掛かりになりました。

コナラのどんぐりです。みかも山には、コナラの木が最も多く生えていました。

クヌギは、大きくて殻斗が特徴的なので、すぐにわかります。クヌギはみかも山の西側にはほとんどなく、東側と南側駐車場付近にまとまって生えていました。

こちらは、ナラガシワと判断したどんぐりです。

青い未熟などんぐりに付いている殻斗には、縞模様が見られます。このことから、アラカシと判断しました。ただし、他のどんぐりは、形状から、コナラと思われます。

こちらも、コナラです。しかし、形や大きさは様々です。

木に表札が付いていると、助かります。

こちらも、万葉庭園のコナラです。

木の枝にも、たくさん付いており、じっとしていると、上からどんぐりが落ちてきます。

コンクリートの道路や建物の屋根に当たると、コンッ。思いのほか、大きな音がします。

また、地面に敷き詰められたどんぐりの上を歩くと、パリパリと小気味のいい音がします。


どんぐり以外にも、みかも山の東駐車場付近に生えている「カエデ」の仲間の種子がもう少しで熟しそうです。種子には2枚羽が付いていて、落ちるときにくるくると回転します。


これは、ヒヨドリバナです。キク科の多年草です。細かい毛のような花が目を引きます。

花言葉は「清楚」。なるほど、という感じがします。名前の由来は、ヒヨドリが鳴くころに花を咲かせることに因んでいます。


歩いていると、キツツキのように、木をたたく音が聞こえたので、音のする方向にスマホを向けてみると、鳥の姿を確認できました。何という鳥だったのかは、残念ながら、わかりません。(誰かわかった人が開いたら教えてください。)


また、こんな生き物にも遭遇しました。

オオミズアオというとても大きなガの幼虫です。あまりにも鮮やかな緑色をしていたので、最初は、「ゴムでできたおもちゃ」が捨てられているのかと思いました。

成虫を見たい方は、こちらのサイトをご覧ください。


以上、約2時間のコースでしたが、16時30分頃、みかも山の西側の「万葉庭園」に到着しました。

さらに10分ほどで、出発地点の「ハーブ園」に戻りました。


「みかもリフレッシュセンター」で、ひと風呂浴びた後(17時20分頃)、駐車場では、今日も「夕焼け」が見られました。まずまずの夕焼けでした。

今回は、みかも山公園の「どんぐり」を紹介しましたが、次回は、佐野市文化会館の周囲の公園の「どんぐり」を紹介したいと思います。また違った種類の「どんぐり」が見られます。


皆さんも、どこかで「どんぐり」を見かけたら、写真を送ってください。レアなどんぐりが見つかるかもしれません。殻斗が付いている状態の「どんぐり」だと、種名がわかるかもしれません。


閲覧数:59回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page