２０２４年９月３０日（月）、「動物の守り人」さんから、チョウの写真が届きました。
交尾中の「アカボシゴマダラ」です。近づいても逃げません。
撮影場所は、太田市にある高山神社の境内だそうです。
くっきりとした赤い斑紋が特徴です。
自然分布では、ベトナム北部～大陸中国南部～東部～朝鮮半島，および済州島など周辺島嶼とされていますが、1995年（埼玉県，一過性），1998年（神奈川県，繁殖・定着），2009年（伊豆大島）, 2011年（茨城県）という記録があります。これらは “放蝶ゲリラ”による人為的な放蝶によると考えられています。（国立環境研究所「侵入生物データベース」より）「放蝶ゲリラ」なんていう言葉があるんですね。
現在の人為的な分布は以下の通りです。
アカボシゴマダラは「特定外来生物」に指定されています。しかし、姿だけを見ると、美しくて印象的な蝶です。アカボシゴマダラに罪はありませんが、人間による「放蝶ゲリラ」で悪者にされるのはかわいそうな気がしました。
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