2024年7月24日(水)、足利市を流れる松田川には、オオカナダモの大群落が繁茂し、花を咲かせています。
場所は、足利大学に隣接する旧足利西高校の西側の松田橋下流です。
ここは、松田川の一部が堰き止められていて、ダムのように水が溜まっています。下の写真は、松田橋の下流側を写したものです。
大きな流れもなく、水量も安定しているので、オオカナダモが繁殖するのに適した環境なのかもしれません。オオカナダモは、学校の理科の実験で、葉緑体を顕微鏡で観察したり、光合成について調べたりする際の実験材料としてもよく使われています。原産地はアルゼンチンで世界中に分布を広げており、日本には大正時代に帰化しています。
この場所はハグロトンボやシオカラトンボが水面を飛び交っています。
耳を澄ませると、外来種であるウシガエルの鳴き声(ボー、ボー)が聞こえます。同じく外来種のコイも泳いでおり、独特な世界を作っています。
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