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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

オオサンショウウオに会いに行く!

5月7日(日)GW最終日、日光にある「日本両棲類研究所」に国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」に会いに行きました。篠崎尚史所長が出迎えてくださいました。

このオオサンショウウオ2匹は、先月閉館した茨城県常陸大宮市の市営水族館から譲り受けたものです。2匹はかつて日光市内の一般社団法人が所有していたとされ、約30年ぶりに故郷へと戻ってきました。

体長約130cm、体重約29キロの「大好きくん」推定年齢60歳くらい。もう一匹は体長約110cm、体重約18キロの「山ちゃん」推定年齢50歳くらいです。2匹とも、まだまだ大きくなるそうです。本物の質感は圧倒的です。




ところで、この2匹は、3月28日と4月5日の2回に分けて到着しました。篠崎先生から4月5日の写真を提供していただきました。写真のように、特殊なケースに入れて運ばれてきました。

計測しているのは、同研究所の関慎太郎展示飼育部長さんです。関さんは両生類の図鑑や写真集等でもおなじみの方です。


後日、茨城の水族館の館長さんご夫妻も、お見えになったそうです。

不思議なことに、館長さんが近づくと、普段じっとしていた2匹が大きく反応したそうです。館長さんだと分かったのでしょうか。(謎です)


ところで、この研究所がリニューアルオープンした2019年8月当初には、やはり大きなオオサンショウウオがこの水槽で飼われていました。初代館長である篠崎尚次氏(現所長の父上)が飼育を始めたチュウゴクオオサンショウウオです。しばらく閉館していた研究所のリニューアルオープンに伴い、戻ってきており、この研究所の象徴のような存在でした。


しかし、2021年6月8日、推定年齢73歳で死亡し、それ以来、この水槽の主は不在でした。その個体が骨格標本となって展示されていました。当時を知る者にとっては、このような形であれ、再会できたことを嬉しく思いました。


本研究所の新旧の主役たちに、出会えたことは、今日来て本当に良かったです。篠崎所長を始め、スタッフの皆さんも嬉しそうでした。

篠崎所長が、体をさすったり、水をかけたりすると、反応して動き出しました。


また、オオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオの交雑種も飼育されていました。こちらは10歳くらいでまだ小さいです。


さて、この研究所の売りの一つは、2Fにある「Salamander Cafe」です。篠崎所長自ら、試行改良を重ねて到達した究極のメニューです。各種テレビ番組でも紹介されています。


今回、ペペロンチーノとコーヒーをごちそうしていただきました。

味は絶品だったことは言うまでもありません。

食事後は、興味深いお話をたくさん聞かせてくださいました。たぶん、その内容を本にしたら、ベストセラー間違いないでしょう。


今日はとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。篠崎先生ありがとうございました。

また、「アカハライモリ」のぬいぐるみ(オス)が、我が家に仲間入りしました。













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