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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

クロオオアリの飼育

2024年8月3日(土)、常連の草野さんが飼育している「クロオオアリ」を見せていただきました。女王アリ(1匹)とワーカー(働きアリ、5匹)がいます。

女王アリのいる部屋と食料部屋が通路でつながっています。アリにエサをやる際に、飼育ケースのふたを開けると、アリたちがストレスを受けるので、それを防ぐために、食料を入れる部屋を別に用意したそうです。


女王アリはワーカーに比べると巨大です(1センチ以上あります)。女王アリは卵を産むことに専念しているので、ほとんど動きません。ワーカーが、食料部屋からエサを運び、口移しでエサを女王アリに食べさせます。


5匹のワーカーは、最初からいたわけではありません。

7月21日に見せていただいた時は、女王アリ1匹しかいませんでした。女王アリが産んだ卵は、受精していなくても発生します(単為生殖)。


7月25日には、1匹のワーカーが孵化し、女王アリの面倒を見始めました。

ワーカーは、口移しでエサを女王アリに食べさせています。

大きな卵は孵化直前ですが、小さい卵は産卵直後の卵です。女王アリは、どんどん卵を産んでいきます。


8月3日現在、5匹のワーカーが孵化し、女王アリの面倒を見ています。

こうして、1匹の女王アリから始まったクロオオアリの飼育は順調のようです。いったい何匹まで増えるのでしょうか?


ワーカーがせっせと女王アリにエサを運んできたりしている様子を見ていると、飽きないそうです。私もしばしの間、ワーカーがパイプの通路を行き来し、エサを運んでいる様子を眺めていました。


今日頼んだアイスコーヒーは、ペルーとエチオピアを2対1でブレンドしたもので、苦みの中にも切れのいい酸味が感じられる逸品でした。

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