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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

コウモリの威嚇音

2024年1月19日(金)。「動物の森びと」さんからいただいたコウモリの動画を紹介します。「動物の森びと」さんによると、「クモの巣に絡まっていたコウモリを助けた」そうです。どうやら、「アブラコウモリ」の幼獣のようです。

「アブラコウモリ」(イエコウモリ)は、北海道から沖縄まで全国に生息しており、市街地を中心として平野部に広く分布しています。暗くなると、住宅地などを飛翔し、超音波を出しながら、飛んでいる昆虫などを捕食します。その際の超音波は、人の耳には聴こえない周波数ですが、威嚇する時に発する音は、人間の耳にも聴こえます。


以下の動画で、コウモリの口の動きに合わせてパルス(威嚇音)が発せられています。注意して聴いてみると、確かに聴こえます。

なお、この動画の撮影日時は、2021年12月26日だそうです。この時期は、通常、冬眠しているとされていますが、どのような経緯で、幼獣がクモの巣に絡まっていたのか、また、クモの巣から助けられた後、どうなったのかは不明です。

貴重な動画、ありがとうございました。

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