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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

サイエンスの力でイノベーション

更新日:15 分前

2024年11月16日(土)、「ライトキューブ宇都宮」で開催された「第62回日本人工臓器学会大会」の学生等対象の公開講座に参加してきました。

演者は、日光の中禅寺湖畔にある「日本両棲類研究所」所長の篠崎尚史先生です。「サイエンスの力でイノベーション」と題する講演でした。

篠崎先生は、これまでに佐野高校の創立記念日やSG教養講座などで講演していただいていますので、佐野高校の関係者にはおなじみの先生です。また、佐野高校をきっかけに、宇都宮高校や栃木翔南高校などでも講演されています。

今回の講演は、では「サイエンス」って? という素朴な投げかけから始まりました。


サイエンスと聞くと、一般的には、数学や理科など、いわゆる理系のイメージがありますが、実はそうではないんですね。科学的な考え方や手法に基づいていれば、どんなテーマでもサイエンスであることを篠崎先生が得意とされている料理の話で説明してくださいました。どうしたら美味しくなるかを試行錯誤しながら徹底的に追究することは、立派なサイエンスなんですね。

続いて、篠崎先生が、これまでにサイエンスの力(考え方や手法)を使って発見したことの数々を紹介してくださいました。これこそまさにイノベーション(革新的な技術や発想)です。その内容には圧倒されますが、篠崎先生の親しみやすくわかりやすいお話のおかげで、皆さん、完全に納得していました。

最後に「研究は楽しい」こと、それによって、これまでの概念にない社会を作ることこそ、イノベーションであることが示されました。


今回の演題である「サイエンスの力でイノベーション」という言葉が、まさに直球勝負でストレートに聴衆の心に届いていました。このようなお話を多くの中高生に聴いてほしいと思いました。

そして、その可能性を持つすべての人たちへのメッセージが心を熱くしてくれました。

篠崎先生、今回も素晴らしいお話、ありがとうございました。

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