11月15日(水)、大学構内の「サザンカ」が開花しました。サザンカは晩秋の風物詩の一つです。

この時期、開花と前年度の種子(堅果)の散布が同時に行われています。つまり、開花から種子(堅果)の散布まで、まる1年かかっていることになります。


ところで、サザンカとツバキ(ヤブツバキ)はとても似ています。その見分けるポイントは2つあります。
➀花の散り方
→サザンカの花びらは、一枚一枚ばらばらについていますが、ツバキの花びらは、付け根でくっついて一つになっています。そのため、サザンカは、花びらが一枚づつパラパラと散りますが、ツバキは、花がそのままの形で、ぼとっと落ちます。
②開花時期
→一般的に、サザンカは晩秋から咲き、ツバキは1月~2月頃から咲き始める傾向があります。つまり、今咲いているのは、サザンカである可能性が高いです。

花の少ない晩秋に楽しませてくれています。

サザンカには、いろいろな品種があります。

昆虫にとっても、貴重な蜜源です。


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