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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

シュレーゲルの幼生

6月27日(火)、家で飼っている「シュレーゲルアオガエル」の幼生が、かなり成長しています。


この幼生は、6月4日(日)に孵化しました。下の写真は、孵化直後の様子です。その時は、せいぜい全長1センチ程度でした。

3週間以上たった今では、全長3センチ程度になっています。一匹も死ぬことなく、元気に育っています。


飼育することで、シュレーゲルアオガエルの幼生の特徴(見分けるポイント)などがわかるようになってきます。胴体と尾の長さのバランス、胴体の形、胴体表面の模様や色、尾の模様や色、目の位置、脚が生えてくるときの大きさ(全長)などが、他のカエルの幼生と見分ける際に役に立ってきます。


何らかの刺激に反応して一斉に泳ぎだす時があり、バシャバシャという大きな水音が響きます。下の写真のタッパー2つに入っている幼生が、一つの卵塊から孵化した幼生です。数えてみると、合わせて130~140個体いました。


幼生は雑食性で何でも食べると言われていますが、主に、金魚のエサを与えています。また、ご飯粒の代わりに、余った「餃子の皮」が乾いてぱりぱりになっていたものをちぎって与えてみると、喜んで食べることがわかりました。幼生には、歯がやすりのように生えていて、食べ物をこすり取るように食べています。

餃子の皮を食べた幼生の腸は、真っ白になっています。

水が汚れてくると、2日に1回くらいの割合で、汲み置き水に変えています。最近の日課になってきました。


この後、四肢が生えてきて変態するようになってきたら、卵塊を採集した田んぼに戻してこようと考えています。


PS:今日は職場からの帰りに、佐野高校に用事があったので寄ってきました。その時、T先生がこのブログを楽しみにしていると言ってくださり、嬉しくなりました。ありがとうございます。


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