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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

ドングリ大豊作!

更新日:2023年10月5日

10月4日(水)、学内には、シラカシの並木があります。どの木も「ドングリ」(堅果)がたわわに実っており、大豊作のようです。

ドングリの重さで枝も垂れ下がっています。

ドングリは、だんだん茶色くなり、成熟していきます。

まだ青い未熟なものも落ちていました。

ところで、ドングリとは、ブナ科の植物になる果実の総称です。漢字では「団栗」と書きます。「栗」もドングリの一種です。


ブナ科植物は「コナラ属」「マテバシイ属」「ブナ属」「クリ属」に分けられます。日本には、ドングリがなる樹木はクリを含めて22種類もあるそうです。


学内に植えられている「シラカシ」は、「コナラ属」の常緑高木で、材が白色であるカシ類であることから、この名が付けられています。


ドングリは、種類によっては豊作の年と凶作の年があるそうです。ちなみに、東北5県のブナのドングリは、今年は「大凶作のようです。ブナのドングリは、クマの主要な食料の一つとされており、それが少ないと人里に近い場所に出没する危険が高まるそうです。


学内のシラカシのドングリが、何かの食料になっているかどうかはわかりませんが、今年は大豊作のようです。植物園や自然公園など、人工的な場所では、ドングリの量は、毎年安定している、という情報もありました。


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