10月4日(水)、学内には、シラカシの並木があります。どの木も「ドングリ」(堅果)がたわわに実っており、大豊作のようです。
ドングリの重さで枝も垂れ下がっています。
ドングリは、だんだん茶色くなり、成熟していきます。
まだ青い未熟なものも落ちていました。
ところで、ドングリとは、ブナ科の植物になる果実の総称です。漢字では「団栗」と書きます。「栗」もドングリの一種です。
ブナ科植物は「コナラ属」「マテバシイ属」「ブナ属」「クリ属」に分けられます。日本には、ドングリがなる樹木はクリを含めて22種類もあるそうです。
学内に植えられている「シラカシ」は、「コナラ属」の常緑高木で、材が白色であるカシ類であることから、この名が付けられています。
ドングリは、種類によっては豊作の年と凶作の年があるそうです。ちなみに、東北5県のブナのドングリは、今年は「大凶作」のようです。ブナのドングリは、クマの主要な食料の一つとされており、それが少ないと人里に近い場所に出没する危険が高まるそうです。
学内のシラカシのドングリが、何かの食料になっているかどうかはわかりませんが、今年は大豊作のようです。植物園や自然公園など、人工的な場所では、ドングリの量は、毎年安定している、という情報もありました。
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