7月14日(金)20~21時、佐野市梅林公園では、ニイニイゼミの羽化が行われていました。
この時期、ニイニイゼミの羽化はすでにピークを過ぎており、抜け殻がたくさん残っていました。下の写真は、木の幹に抜け殻がびっしりついています。背中に割れ目が入っていて、そこから成虫が出てきたことがわかります。ニイニイゼミは、1mくらいまでの高さで羽化するので、観察するには申し分ありません。
そんな中、これから羽化、という幼虫も何匹かいました。
ニイニイゼミの幼虫は、体長2センチくらいで小型です。また、体中に泥のようなものが付いています。
いよいよ羽化が始まります。背中がぱっくりと割れてきました。
ここからは、横からのアングルで見てみましょう。
こうして、30分くらいで羽化は終了しました。意外と早かったです。夜8時から9時の間に、「ニイニイゼミ」数匹の羽化を確認できました。
ニイニイゼミの羽化シーズンは、ほぼ終了でした、次は、アブラゼミの羽化シーズンがやってきます。今日も、何匹かのアブラゼミの幼虫に出会いました。大きさは、ニイニイゼミの2倍はあります。アブラゼミは、木のかなり高いところで羽化することが多いので、目の前を通り過ぎると、姿を見失ってしまいました。
二ホンアマガエルも1匹だけ、木の幹に張り付いていました。
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