4月28日(金)夕方、佐野市町谷町で農作業をしていた末吉さんから、ネギ坊主のお話
を伺いました。ネギ坊主とは、ネギの花の集まりです。
少し離れてみると、ネギの先っぽについた坊主頭のように見えるので、まさにピッタリなネーミングだと思います。
最初は、このように総苞に包まれていますが、それが破れると、約250~400の花の蕾が現われます。その状態が「ネギ坊主」と言われています。
花の集まりなので、蜜を求めてハチも飛び交っていました。
末吉さんによると、ネギは花が咲くと固くなるので、食べることはしないが、種を取るためにこのままにしておくのだそうです。6月頃になると、種が収穫できるそうです。
一見、のどかな風景ですが、畑の周囲は柵で囲まれています。そうしないと、イノシシに荒らされてしまうそうです。柵を作るのはお金もかかるし、労力もかかります。手間がかかってしょうがないそうです。それでも、丹精を込めて世話をする末吉さんの姿からは、作物への愛情が感じられました。
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