ハナミズキの紅葉
- tokyosalamander
- 10月15日
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更新日:10月23日
2025年10月15日(水)、朝のウォーキングコースで見かける「ハナミズキ」が紅葉し、赤い実をつけていました。

ハナミズキは北米東部原産で、明治末年に東京市がアメリカのワシントン市にサクラの苗木を贈った返礼として、大正4年に来日しました。4~5月に葉が出る前に花びらのような美しい花を咲かせることから、全国各地で街路樹として植栽されています。


秋の紅葉も美しく、チャーミングな赤い実を付けています。
ところで、なぜ赤い実を付けるのでしょうか。
赤い実は鳥たちに大人気です。鳥たちが赤い実を丸ごと飲み込むと、タネが遠くに運ばれていき、糞として排出された場所で芽を出します。
鳥には赤い色が見えますが、大事なタネを食べてしまう昆虫には赤い色が見えません。つまり、ハナミズキが子孫を残す戦略として、鳥たちにターゲットを絞っているのです。同様に、若い実は緑色でまずいのは、昆虫から未熟なタネを守るため、と考えられています。




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