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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

ヒキガエル観察会

更新日:2023年6月25日

6月24日(土)20時。今夜は、草野さんと梅林公園での「ヒキガエル観察会」を行いました。

気温20度、湿度60%.、カエルが出てくるには、かなりいいコンディションです。

今夜は、たくさんのヒキガエルに出会えることが期待できそうです。


懐中電灯で照らしながら、梅林公園の北側(ダムの近く)まで探索しました。

沢の上流に行くと、ホタルがまばらに飛び交っています。ホタルを見に来た家族連れも2組いました。ヘッドランプと懐中電灯を消すと、ホタルの小さな白い灯が明滅しながら移動している様子を確認できました。(残念ながら、その様子を写真に収めることはできませんでした)


再び、ヘッドランプと懐中電灯でカエル探しを再開しました。

すると、草野さんの懐中電灯の指す方向に、「ニホンアカガエル」の姿が浮かび上がりました。近づいてもすぐには逃げません。

他にも、ヌマガエルが数匹現れました。周囲の田んぼからは、アマガエルの鳴き声が響いています。しかし、20分程度探索しましたが、ヒキガエルは一向に現れません。


今日は空振りか、と半ばあきらめかけていた次の瞬間、「いた!」という草野さんの声が聞こえました。橋の下の空間に潜んでいないか確認していた草野さんのすぐ目の前の欄干に、ちょこんとヒキガエルが座っていました。

このような場所にいるところは初めてでした。どっしりと構えた感じで、あまり逃げる素振りはみせません。

そこで、捕まえてみて、雌のアズマヒキガエルであることを確認しました。

せっかくですので、草野さんに解説をしてもらうことにしました。

観察に協力してくれたヒキガエルは、そのまま橋の欄干に佇んでいました。エサとなる生き物が現れるのをひたすらまっているのでしょうか。


今日出会ったヒキガエルは、この一匹だけでしたが、やはり自分の目で確認できたことは良かったです。また改めて、挑戦したいと思います。


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