2024年10月10日(木)朝7時50分、渡良瀬川沿いの遊歩道で、朝露に濡れて白く輝く植物体を発見しました。よく見ると、見覚えがある植物です。昨日、ブログにアップしたばかりのカヤツリグサの仲間「ヒメクグ」でした。
毎日、散歩している足元に「ヒメクグ」は生えていました。業者によって遊歩道の草が刈られ、日当たりのいい開けた空間になったので、一気に発芽してここまで生長し、種子を実らすところまできたのではないかと思います。「ヒメクグ」のしたたかな繁殖戦略のおかげで、「歴史」と「伝統」は繰り返されます。その結果、私の目に留まることとなりました。
昨日までの雨も上がり、爽やかな朝の風景です。赤城山の威容が落ち着きを感じさせます。
上層には巻雲が広がっています。
下層には山肌を隠す霧雲がたなびいています。日が昇るにつれて、次第に消えていくことでしょう。
遊歩道に咲く植物の花にも、季節の移ろいが感じれます。
コスモスの花も盛りを過ぎました。
「スーパーサルビア」強くて生育旺盛なハイブリッドサルビアのようです。
これは、もとは何だったのか、わかりません、
なんとなく、栄枯盛衰の物悲しさを感じます。
1週間前までは、一世を風靡していたヒガンバナも花が枯れ、茎だけになっています。
オシロイバナは、夏からずっと咲き続けています。
ビワの木は、来年に向けて、蕾を付け始めていました。
シラサギは相変わらずです。季節の変化を感じることはあまりありません。
約30分間の朝の散歩が終わるころ、上空の雲の姿は一変し、昼間の輝きを見せ始めていました。
身近な風景ほど、季節の移ろいを感じさせてくれます。
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