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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

ムクドリの塒入り(第2夜)

9月15日(金)夕方、今日も「ムクドリの塒(ねぐら)入り」の様子を観察しました。

塒入りする鳥が、ムクドリなのか、セキレイの仲間なのか、迷いました。日本野鳥の会の方に見てもらったところ、大群の映像はムクドリだそうですが、それ以外に、ハクセキレイとスズメの群れも混じっているそうです。それらが一緒に塒入りしているのかどうかは、わかりません。


今日は、ムクドリの大きな群れが、集団飛行し、塒(ねぐら)に入るまでを追いかけました。


17時40分を過ぎると、ムクドリの群れが一斉に飛び立ち、ぐるぐる旋回を始めました。

このような旋回飛行が10周以上繰り返されています。


17時50分になると、街灯が灯りました。集団飛行もさらに熱気を帯びてきました。

まるで、一つの生き物のように形を変えながら飛行しています。


17時55分頃、満を持したように、塒となる街路樹に一気になだれ込みました。


約20分間にも及ぶ「集団飛行」の後、塒に入ることがわかりました。なぜ、このような行動をとるのかは、正直わかりません。しかし、このような集団での編隊飛行は外敵を威嚇し、安全に塒入りするためには有効なのかもしれません。


塒に入ってからも、しばらくは興奮冷めやらぬかのように、喧騒が続いています。

やがて、ムクドリたちが眠りにつくと、静寂が訪れるのでしょうか? 

そのあたりは、また調査をしたいと思います。


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