9月2日(土)夜18:30~21:00、佐野市葛生町にある赤堀(谷)さんの田んぼで、今年3回目となるライトトラップ調査(昆虫)を実施しました。
今回は、昆虫の専門家2名に加え、プロのカメラマン2名、宇都宮大学の学生1名などを含む総勢7名で実施しました。
今回の調査は、昆虫の専門家が加わったので、集まった昆虫のおおよその種名を教えていただきました。種名がわかると、昆虫への親近感が一気に増してきました。
灯火に集まってきた昆虫たちの一部(写真を撮ったもの)を紹介します。
なお、教えていただいた昆虫の名前と写真がマッチしていないものや、名前がわからないものもありますが、その際はご指摘、ご教示いただけるとありがたいです。
→その後、昆虫に詳しい小林さんから教えていただいたものを加除修正しました。ありがとうございます。
これ以外にも多数の昆虫が集まっていました。
さらに、集まってきた昆虫を捕獲するため、カエルたちも集まります。今回は複数のトウキョウダルマガエルとヌマガエルが集まってきました。カエルたちにとっては、食べ放題のレストラン状態でしたが、灯火の熱や人間たちの熱気に押され、やがてどこかに行ってしまいました。
灯火には、昆虫やカエルばかりではなく、たくさんの人間も集まりました。
それぞれの興味や専門分野を生かして、活発に活動し、あっという間に、約2時間が経過しました。昆虫の専門家は、集まった昆虫を標本として持ち帰り、正確に種名を同定します。
今回のライトトラップは、ちょうど季節が夏から秋への変わり目、ということで、これでも「少な目」だったということでした。
それにしても、これだけの数の昆虫が、向こうから勝手に来てくれるライトトラップ調査の威力は凄いですね。
昼間の現地調査に加えて、夜のライトトラップ調査などによって、どんな昆虫が生息しているか(昆虫相)が、徐々に明らかになっていきます。
この調査地(葛生町の赤堀さんの田んぼの周囲)の自然度の高さも明らかになってきています。
こうした調査が行われる際には、また紹介します。
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