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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

リアル「ナカスイ!」

更新日:2023年9月28日

9月22日(金)。今年大ヒットした「ナカスイ! 海なし県の水産高校」(村埼なぎこ著)の舞台となった「栃木県立那珂川水産高校(ナカスイ)」のモデルは、実在する「馬頭高校水産科」です。

小説「ナカスイ!」では、生徒たちは、ナカスイの未来と青春をかけて、「ご当地おいしい!甲子園」に出場し、ついに決勝大会の舞台に立ちました。


そして、2023年、高校生がLOCAL FISH(地域の課題魚)を利用したオリジナル缶詰を開発し、競い合う大会「LOCAL FISH CAN グランプリ2023」に、馬頭高校水産科の3年生3名が出場しました。「チョウザメのペペロンチーノ風パスタソース缶詰」で挑戦し、見事決勝大会への切符をつかみ取りました!おめでとうございます!

(上記のHPより引用)


現実の世界でも、地元の食材を使った「ご当地のおいしいもの」を競う大会で、決勝の舞台に立つことになりました。まさに、リアル「ナカスイ!」です。決勝大会は、10月8日(日)東京で開催されます。




ところで、決勝大会に出場する3名(佐藤さん、廣田さん、渡辺さん)は、料理を完成させるため、日光の中禅寺湖のほとりにある「日本両棲類研究所」に通い、2Fにあるカフェのオーナー兼シェフである篠崎尚史先生監修の下、修行を続けました。


篠崎先生は、本ブログで何度も紹介している通り、日本両棲類研究所長であると同時に、日本を代表する科学者ですが、実は、プロのシェフでもあります。カフェの看板メニュ-「ペペロンチーノ」は、篠崎先生が試行錯誤して完成させたものです。料理の仕込みに、毎日4時間以上かけているそうです。私も「ペペロンチーノ」をいただきましたが、もちろん、味は絶品でした。


また、決勝大会に向けて、多くのメディアが応援しています。「とちぎテレビ」では、「日本両棲類研究所」のカフェでの修行の様子を紹介しています。

とちテレの YouTubeでも見ることができますので、ご覧ください。


篠崎先生も、インスタグラムで応援しています(上記写真も引用させていただきました)。


「チョウザメのキャビアは商品化されますが、廃棄されている身を使っています。地域の魚介類を使い、日本一を目指す全国コンテストに挑戦中。ペペロンチーノをトライして指導して来ましたが、ようやく絶品レベルに到達しました。多くのメディアに取材され、最後の微調整です。優勝目指して頑張って‼️」


PS:9月25日付け、読売新聞栃木版でも紹介されていました。


決勝大会、頑張ってください!




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