12月9日(土)14時から、宇都宮市役所14階大会議室で「トウキョウサンショウウオ保全活動報告会」が開催されました。
まず、栃木両生爬虫類の会の林光武さんから、2002年から始まった宇都宮市戸祭山緑地での保全対策とモニタリング調査を振り返りながら、これまでの成果と今後の活動目標について、わかりやすい説明がありました。
戸祭山緑地での保全活動は、2023年5月に環境省から発行された「止水性サンショウウオ類の保全の手引き」に保全活動の成功事例として紹介されています。
今回は、栃木県立博物館と連動し、戸祭山緑地の動植物調査結果についても報告されました。
まずは、「無脊椎動物」について報告がありました。
続いて、昆虫です。「水生及び土壌昆虫」について報告がありました。
最後は、植生についての報告がありました。
それぞれの調査結果の報告から、戸祭山緑地の自然環境は、豊かな動植物相に恵まれていることがわかりました。
2024年度の戸祭山緑地サンショウウオ保全活動が計画されています。
1月末or2月上旬 産卵環境整備作業
3月16日(土) U字溝のサンショウウオ&卵嚢救出活動
4月上旬 サンショウウオの卵嚢数調査
9月14日(土)~11月2日(土)
アメリカザリガニ駆除作業(毎週水・土 15回)
12月上旬 保全活動報告会
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