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​身近な風景

各地の梅便り

執筆者の写真: tokyosalamandertokyosalamander

2025年2月16日(日)、常連の草野さんから佐野の「朝日森天満宮」、ダイキさんから足利の「鑁阿寺」の梅の便りが届きました。

佐野の「朝日森天満宮」の鳥居の両脇の白梅は、早咲きのようです。

しかし、鳥居をくぐった参道沿いの梅の並木には、まだ開花は見られません。


一方、足利の「鑁阿寺」の梅は満開に近いものも見られました。

「こんばんは!前回に引き続き鑁阿寺の梅の花の報告です。山門をくぐったら春の訪れの匂いを感じました。匂いを辿ると梅が満開に咲いていました。

「東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花」

とつい声に出して口ずさんでしまいました。この詩には「主人なしとて 春を忘るな」という続きがあります。作者は学問の神様として名高い菅原道真で、太宰の方に左遷され京都の邸宅に植えてある梅の花に別れを惜しんだ詩だそうです。


 自分も三月下旬にこの足利市から旅立ちます。鑁阿寺は自分にとって一番のお気に入りの場所でありました。それを思うと寂しい気持ちでいっぱいです。きっと菅原道真もこのような気持ちであったからこそ、より梅の香りで胸を締め付けられる感覚だったのだなとしみじみ思います。しかし冷たく寒い冬のような辛い試練を乗り越えたからこそ、梅に限らず花々は美しく咲き誇るのだと思います。自分も美しく咲き誇れるよう精進する思いです。桃の花も綺麗に咲き誇っていました。あと二週間でひな祭りです。」


→写真には、ダイキさんの万感の思いが込められていることを改めて感じました。鑁阿寺の一番美しい姿を目に焼き付けることができて良かったです。

 
 
 

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