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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

地質巡検 in 間瀬海岸

10月30日(月)。この春、佐野高校を卒業し、新潟大学理学部理学科の地質科学プログラムに入学した舩木 漣(ふなき れん)君から、大学での活動の様子が届きました。舩木君は学生主体で活動している「自主ゼミ」というものに所属しているそうです。

「今回、お送りした写真は、「自主ゼミ」の活動として、5月に間瀬海岸というところに巡検として行った時のものです。先輩の車に乗せてもらいました。」


「間瀬海岸は多くの火山岩が地表に隆起している場所です。私は古生物に関しては昔から自分から調べるなどしていましたが、こういった岩石に対する知識は少なく教わる情報ひとつひとつが新鮮でした。」

間瀬海岸は、佐渡島のちょうど対岸付近にあります。



「1枚目の写真は溶岩ドームと呼ばれています。溶岩が冷え固まるときに体積が少し小さくなるので、それにより亀裂が六角形に規則的に入りこういった六角柱の岩石が沢山並んでいるようにみえるそうです。これを柱状節理と呼びますが、溶岩ドームとは粘性の高い溶岩が饅頭のような形になり冷え固まることでドーム状に形成される柱状節理のことを指します。」



「2枚目は近くで見た柱状節理です。こういった柱状の岩石が何千何万とありひとつの地形を形成していました。」


舩木君、大学での活動の様子、ありがとうございます。


高校を卒業してまだ約半年ですが、立派な大学生、しかも研究者の卵として、しっかりと地に足を付けた生活をしていることが伝わってきました。頑張ってますね。


これからも、舩木君の「身近な風景」を送ってください。楽しみにしています。


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