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​身近な風景

外来種「キマダラカメムシ」

執筆者の写真: tokyosalamandertokyosalamander

8月14日(月)、常連の草野さんから「キマダラカメムシ」の写真が送られてきました。

これらの写真はすべて「キマダラカメムシ」です。草野さんの住宅の近く(佐野市)でたくさん見かけるそうです。


「キマダラカメムシ」は、台湾から東南アジアを原産地とする外来生物です。日本国内には江戸時代に長崎県出島から侵入し、1783年に新種記載されました。その後、全国に分布を広げ、2008年には東京で最初に確認されました。さらに東京都心のほとんどの公園を支配下に置くようになり、栃木県でも確認されるようになりました。繁殖力が半端ではなく、突然現れ、あっという間に拡散しく様は、新型コロナのようだと表されています。


今後、皆さんの周りでも、「キマダラカメムシ」を見かけることがあるのではないかと思います。そのうち、カメムシと言えば「キマダラカメムシ」というイメージが定着する日が来るかもしれません。

成虫です。


草野さん、貴重な情報ありがとうございました。

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