2024年1月2日(火)、夜7時過ぎ、栃木市岩舟町にある「村檜神社(むらひじんじゃ)」に初詣に行きました。この時期、参道が灯籠で明るく照らされており、幻想的な風景を楽しむことができます。この時間だと、もう誰もいません。
昼間はこんなふうに見えます。
村檜神社は由緒ある神社で、創建は社伝によると、大化2年(646年)9月29日、熊野大神と日枝大神を迎えて祀ったとされています。646年と言えば、あの「大化の改進」の1年後です。大化という元号は、日本最古のものです。この付近の小野寺、上岡、下岡、三谷、新里、古江、下津原、畳岡、駒場(現在の静の一部)、鷲巣を「小野寺十郷」と称し、その総鎮守として創建したものである、と伝えられています。
その本殿は、国の重要文化財に指定されています。室町時代の天文2年(1533年)に建てられたものです。三間社春日造、屋根は檜皮葺きで、正面のひさしを支える柱上の斗組に、室町時代中期・後期の他の社殿にはない独特の特徴が見られると評され、これが文化財指定の鍵となっているそうです。1908年(明治41年)8月1日、当時の古社寺保存法に基づき特別保護建造物(文化財保護法下の重要文化財に相当)に指定されています。
(以上、Wikipedia より引用)村檜神社 - Wikipedia
それでは、夜の初詣にご一緒しましょう。
まずは、大きな木製の鳥居をくぐります。
鳥居を抜けると、三つに分かれた石段が見えます。
最初の石段を登ると、すぐに二段目が目の前に迫ります。
二段目の石段を上ると、長い石畳が続いています。その最後に「茅の輪(かやのわ)」が見えます。「茅の輪」をくぐることで心身を清めて災厄を祓い、無病息災を祈願するというものだそうです。
それでは、くぐって見ましょう。くぐる時の作法もあるようですが、気にしません。
最後の石段が長く続いています。本殿までの道のりは長いですが、それだけありがたみが増すのかもしれません。
石段を登りきると、本殿の全貌が見えてきました。
この時間だと、さすがに本殿の扉は閉まっています。
提灯が灯っていますので、かなり明るいです。ここで、お参りをします。
こうして、無事に夜の「初詣」を行うことができました。夜の「初詣」は、村檜神社の荘厳さと静けさを同時に感じることができます。
私は、もう30年以上、夜の村檜神社を参拝しています。参道沿いの灯籠は、1月8日くらいまでは、夜の10時頃まで灯されています。初めての方は、安全のため、一人ではいかないようにしましょう。
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