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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

大谷石の「十二支」像

2024年2月4日(日)、今日は宇都宮市文化会館で、栃木県交響楽団「第114回定期演奏会」がありました。13:30開場までの時間つぶしで隣接する「明保野公園」を散策していたら、思わぬ「掘り出し物」を発見しました。大谷石で作られた「十二支」像が並んでいました。


子(ねずみ)


丑(うし)


寅(とら)


卯(うさぎ)


辰(たつ、りゅう)


巳(へび)


午(うま)


未(ひつじ)


申(さる)


酉(とり)


戌(いぬ)


亥(いのしし)



こんなところにありました(赤い目印)。宇都宮市文化会館に来た際に、探してみてください。


十二支の順番に並んでいました。


「この彫刻は、第九回 ”ふるさと宮まつり” において多数の市民の手で作られたものです」という看板がありました。第九回宮まつりが行われたのは、1984年(今から約40年前)です。

どのようないきさつで、十二支の彫刻が作られたのかはわかりませんが、そうとう手が込んだ企画であることは間違いありません。バブルへ突入しようとしていた時代ですので、今に続く「ふるさと宮まつり」を盛り上げようと、競い合って作られたのかもしれません。


そういった人々の思いは、十二支の動物たちの堂々とした表情からも伝わってきました。いい時代だったのかもしれません。


少し離れた池の近くには、カエルの像が置かれていました。こちらは「ついでに作っちゃおう!」的な力の抜け具合がいい味を出しています。

ミシシッピアカミミガメが冬眠から目覚めていました。


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