2024年5月19日(日)「佐野市梅林公園」(ダム池)では、アズマヒキガエルが変態して幼体(子ガエル)となり上陸していました。ちょうど、ピークを迎えていました。
水際は、上陸した子ガエルで真っ黒になっていました。今年は上陸のピークを見ることができました。
子ガエルのうごめく音が増幅されています。また、大量のハエが集まってきており、ハエの羽音もうるさいくらい聞こえていました。膨大な数の子ガエルが一斉に、陸地を目指して歩みを進めています。
子ガエル達にとって、天敵に捕食されたり、エサにありつけなかったり、乾燥して干からびてしまうなど、前途多難ではありますが、この中の何匹かは生き残り、親ガエルとなって戻ってきます。
このことは、自然界の厳しさだけでなく、これだけの子ガエルを上陸させることで種を維持していく用意周到さ、したたかさも感じさせてくれます。
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