5月25日(木)、アゲハの蛹を観察していると、スズメが近くを飛びまわっていました。スズメはちょうど、子育てをしており、子どもにエサを運んでいる最中でした。

エサをくわえた2羽のスズメが、こちらを警戒しながら様子を窺っています。


少しずつ、「窓のサッシの隙間」に近づいてきました。


辺りを警戒しています。

サッシの網戸に垂直に止まりました。

さらに、上の方を窺っています。

実は、網戸の上の隙間の中には、このスズメの巣が作られています。この中から、雛の鳴き声が聞こえており、親鳥もそれに応えています。

しかし、人間がその様子を見ているので、巣の中に入ると、そこに巣があることが分かってしまうことを警戒しているようです。
行ったり来たりの膠着状態が20分くらい続きました。

しかし、ついに我慢できなくなり、意を決して、巣の中に飛び込みました。





こうして、親スズメは、雛にエサを届けることが出来ました。
この繰り返しを一日中やっていることを考えると、スズメの子育ても大変だなあと思いました。確かに、人家に巣を作ると、大きな鳥やヘビや猫などの天敵が近づきにくい、というメリットがあります。しかし、人の目にも触れやすい、というデメリットもあります。その分、気苦労があるのかもしれません。スズメも、人間と同じように疲れるのでしょうか。
こんなことを考えたかどうか、わかりませんが、「つかれきったスズメ」というガチャガチャによるマスコットフィギュアが人気だそうです。

思わず、コンプリートしてしまいました。つかれ具合が5段階で示されています。

まずは「つかれたスズメ」

次は「クタクタにつかれたスズメ」

さらに「つかれきったスズメ」

「ヘトヘトにつかれたスズメ」異次元の疲れに突入です。

とどめは「つかれはてたスズメ」
今頃は、スズメの親子も眠っていると思います。今日一日、お疲れさまでした。
このブログを読んでくださっている皆さんも、お疲れさまでした。
なお、このフィギュアのシリーズは大好評につき、「つかれきったハト」「つかれきったアヒル」も出ているそうです。
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