7月26日(水)足利市内の柳原用水には、たくさんの魚が泳いでいます。
よく見ると、流れに逆らって上流に向かって泳いでいる時と、流されて下流に泳いでいく時があり、全体としては、ほぼ同じ場所に留まっていることがわかりました。
これは、魚類が持っている正の走流姓(流れに向かって泳ぐ性質)があることによって、下流に流されない、というメリットがある一方、へたをすると、どんどん上流に上がっていってしまい、エサが十分にとれない可能性があります。
そこで、一度リセットして下流に戻り、また上流に向かって泳ぎだすことを繰り返しているのではないかと思いました。
そのメリットとして、泳がなくても流されればいいので泳ぐ体力を回復できるのと、エサが豊富な場所を何度も繰り返して通過することができる、と考えられます。
水草が繁茂している場所には、魚はいませんでした。同じ河川であっても、魚が群れている場所は限られていました。
今回は、魚の行動に注目してみましたが、よく見てみると、不思議な行動が見られることがわかりました。探求の種は、いたるところにあるようです。
Comentarios