桜のある風景⑯ 京都編
- tokyosalamander
- 4月2日
- 読了時間: 2分
更新日:5 日前
2025年4月1日(火)、京都の「こまたい」くんから、京都市内を流れる高瀬川と鴨川沿いの「桜のある風景」が届きました。

まずは、高瀬川に浮かぶ高瀬舟と桜の見事な2ショット写真です。
高瀬川は、鴨川のすぐ西側を並行するように流れています。1611年に京都の中心部と伏見を結ぶために開削された運河で、1920年までの約300年間、京都・伏見間の水運に用いられました。

水深は数十センチ程度と浅かったため、舟底が平らで喫水の低い「高瀬舟」と呼ばれる小船が用いられたことから、高瀬川と呼ばれるようになったそうです。
舟の荷物を揚げ降ろしする「舟入」が残っているのは、水運の起点でもあった「一之舟入」のみです。そこでは、復元された「高瀬舟」を見ることができます。マップ上に「高瀬川」と書かれている辺りが「一之舟入」です。
次の1枚は、「一之舟入」から高瀬川を南下している「木屋町通」沿いの桜です。

ここも桜の名所としても賑わっているそうです。繊細な運河と桜のコンビネーションは、京都ならではの風景なのかもしれません。こまたい君が、その雰囲気をうまく捉えてくれました。素晴らしい写真ありがとうございます。
高瀬川を見守るように咲く桜は、運河がつくられてから現在までの400年間で、誰かの手によって植えられ、代を重ねてきているのでしょう。そんなところにも歴史を感じます。
最期の1枚は、鴨川沿いの桜です。

「鴨川の方はもう少しかかりそうです」
→東京が満開だったので、京都も満開と思い込んでいましたが、そういうわけではないんですね。満開になったら、また写真を送ってくれると嬉しいです。
(追加)
こまたい君から、満開の桜の写真が届きました。(4月6日)
「京都は昨日(4月5日)満開発表でした。鴨川の桜も満開です。お花見の写真です。

→楽しい雰囲気が伝わってきます。学生ならではの飲み会ですね。自転車がリアルに物語っています。写真ありがとうございます。
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