泰山木の芳香
- tokyosalamander
- 6月24日
- 読了時間: 1分
2025年6月24日(火)、大学の敷地内で、泰山木(タイサンボク)の花が強い芳香を放っています。

枝の先に白色の大きな花が上向きに咲いています。花の大きさは、握りこぶし2つ分くらいあります。花に近づくと、得も言われぬ芳しい香りが漂ってきました。これを芳香と言うんだろうなと納得する香りでした。

タイサンボクは明治の初期に北アメリカから日本に伝えられました。公園や庭園などによく植えられています。

花被(花びら)は開ききると、ぱらぱらと落ちていきます。真ん中に見えるのは多数集まった花托’(おしべとめしべ)です。花被が落ちると花托が大きくなり、多くの果実をつけた集合体となります。

もう、ひと月以上、次から次へと開花しています。実は、実家の庭にはこの泰山木が植わっていて、小学生の頃は、毎日のように木登りをしていました。時々、花を学校にもっていけと言われて持って行った思い出があります。しかし、途中で花被の半分くらいは落ちてしまっていたので、担任の先生は花被が落ちてしまった部分が見えないように飾ってくれていました。
泰山木(当時は、タイザンボクと呼んでいました)の花の芳香をかぐと、はるか昔の記憶が蘇りました。




コメント