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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

湿地で出合う両生類たち

この時期、両生類たちは繁殖のために活動が活発化しています。4月22日(土)・23日(日)に出会った両生類を紹介します。さて、このカエルの名前は? 何匹いるでしょう?

答えは、「トウキョウダルマガエル」です。5匹います。色や模様は少しずつ違っていますが、同じ種です。どこにでもいそうなカエルですが、実は、環境省および栃木県の「レッドデータブック」(絶滅のおそれのある野生生物に関する保全状況や分布、生態、影響を与えている要因等を記載した本)で、「準絶滅危惧」に指定されています。これだけの密度で生息しているところは珍しいです。


次に出てくる両生類は何でしょう?

これは「アカハライモリ」です。皮膚のざらざら感が特徴です。お腹をひっくり返せば、赤いので、アカハライモリと言われています。「アカハライモリ」は、環境省および栃木県のレッドリストで、「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。本県では、野生のアカハライモリを見つけるのは、非常に困難になっています。


最後は、カエルの鳴き声です。地の底から響いてくるような鳴き声です。この鳴き声を聞いただけで何カエルかわかったら、あなたは相当な「カエラー」ですね。

正解は、「タゴガエル」です。アカガエルの仲間です。



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