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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

焼杉板作り&食育体験

更新日:2023年12月4日

12月2日(土)佐野市葛生にある「プレシーズの森(モリ田守センター)」で、「小金井ラグビースクールの皆さん」とともに、焼杉板作り&郷土料理(耳うどん)による食育体験を行いました。総勢60名以上が集まりました。

今回のイベントは、「モリ田守センター(プレシーズの森)」が環境省から「自然共生サイト」(OECM)に認定されたことを記念して行われました。

モリ田守センター長の赤堀雅人さんと赤堀幸代さんです。

今回は宇都宮大学の皆さん(学生4名)が有志で協力してくれました。8時過ぎには現地入りし、下準備をしてくれていました。

焼き芋」作りです。サツマイモを濡れた新聞紙で包み、さらにアルミホイルでくるんだものを焚火の中に入れて、蒸し焼きにします。焼きあがるまでに、1時間半くらいかかりました。最高の焼き具合に仕上がりました。

今回は火を使うので、地元の消防団が安全のため待機してくれています。

準備が整った頃、「小金井ラグビースクール」の皆さんが到着しました。小学5年生を中心とするラグビー少年たちです。

さっそく5グループに分かれ、今日の最初のアクティビティである「焼杉板作り」に取り掛かります。まず、センター長の赤堀さんからレクチャーがありました。


その後、グループごとに自己紹介をしました。各グループには宇都宮大学の学生の皆さんがリーダーとして入りました。まずは、焼き芋がちょうどいい具合に焼けているか確認しました。

いよいよ「焼杉板」作りに取り掛かります。表札くらいの大きさに切った「杉板」の表面を焼き上げます。ただし、焼きすぎると、炭になってしまうので、ちょうどいい加減が難しそうでした。

焼きあがると、表面の黒い部分をたわしでこすり取り、きれいに磨きます。そこに、マジックで好きな言葉などを書いています。

ここまでで約1時間が経過しました。夢中になっていたので、あっという間に時間が過ぎましたが、お腹の方は正直なようです。12時15分から、待ちに待った昼食が始まりました。

ジャガイモ入りのやきそば、ウインナー焼き、白米などが、山のように用意されていました。なにしろ60名分ですから、人数分「やきそば」を焼くのは、並大抵のことではなかったようです。また、プレシーズの森には、ピザ窯も作られており、30枚以上のピザも焼かれていました。皆さま、お疲れさまでした。


お腹がひと段落した後、郷土料理の「耳うどん」づくりに全員で取り組みました。

耳のような形に作っていきます。葛生町では、江戸時代末期から「耳うどん」をお正月に食べていたそうです。当時は、ごちそうだったそうです。これをうどんの汁に入れて、煮込めば出来上がりです。

皆さん、美味しく食べていました。


お腹がいっぱいになると、子どもたちは、自分たちで自然体験を始めました。水路に住んでいる生き物探しに夢中です。

ヤンマ類の幼虫(ヤゴ)を捕まえた子もいました。


そして、最後の体験が始まりました。午前中は、表札サイズの焼杉板をしましたが、今度は、建築資材として使われるサイズの焼杉板です。長さ2メートルの杉板3枚を三角形になるように組み合わせ、囲まれた空間が煙突になるようにし、焚火の中に立てかけます。

杉板に火が付き、煙突の内部を焦がしていきます。煙突からは、煙や炎が噴き出しています。ちょうどいい具合に焼けたころ、板をばらばらにし、水をかけます。このように、表面に焼きを入れることで、腐食にも強い建築資材として使われるそうです。

(ここからは動画でご覧ください)

最後は、消防団のご指導の下、消火作業をみんなで行いました。


こうして、楽しかった自然体験が終わりました。みんなで片付けを行いました。

全員での記念撮影です。

プロのカメラマンが、ドローンを使って、上空からも撮影しました。

はたして、どんな風に撮れるのか、子どもたちは興味津々でした。


こんな風に撮れました! さすがですね。

(この写真のみ、カメラマンの宮地さんから提供していただきました)


「とっても楽しかったー。」「また来たいです。」皆さん、とても満足していたようです。

丁寧にお礼を言ってくれました。

宇都宮大学の学生の皆さんも、子どもたちと一緒に体験ができたことを「とても楽しかった」と感激していました。学生さんは、とてもよく動いてくれ、子どもたちに寄り添いながら、イベントを盛り上げてくれました。


すべてのスタッフの皆様、本日はお疲れさまでした。



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