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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

用水路に取り残された魚

8月8日(火)、常連の草野さんから、写真が届きました。菊沢川から水田に水を引くための用水路がありますが、この日、菊沢川からの取水が止められました。そのため、川に戻れず、用水路に取り残された魚たちがいました。

田んぼは人によって管理されている土地であり、イネの生長に合わせて水もコントロールされています。今回は、一時的に田んぼから水を落とし、土を乾かし、根に酸素を送ることで、稲株を強固にするための「落水」です。「中干し」または「中落ち」と呼ばれているものではないかと思います。


この段階では、まだ水がありますが、じきに完全に水が干上がります。

もう、水はありません。


取り残された魚は、「カワムツ」だそうです。

このカワムツは、草野さんによって、本流に戻されました。でも、戻り切れずに干上がってしまった魚たちもいたのではないかと思います。田んぼと川をつなぐ用水路は、水生生物にとって、重要な環境であることを物語っています。

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