6月4日(日)、佐野市葛生東の田んぼで、1匹だけ「ホウネンエビ」が見つかりました。「田んぼの妖精」と言われるだけあって、優雅な姿や泳ぎ方をしています。
ホウネンエビは、田んぼに水が入ると、土の中の卵が孵化し、1か月くらいで全長2センチくらいになります。そして、田んぼの水が干される前に、卵を産みます。寿命は1か月くらいですが、卵は、来年の田植えの時期まで、土の中で休眠しています。
ホウネンエビは、エビやカニと同じく、甲殻類に属していますが、エビの仲間ではなく、ミジンコの仲間です。
皆さんの家の近くに田んぼがあったら、ホウネンエビがいないかどうか、覗いてみてください。いる田んぼといない田んぼは、毎年決まっているようです。
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