2024年3月16日(土)、佐野市出流原町にある「磯山弁財天」と「出流原弁天池」を訪れました。「磯山弁財天」の周囲には、数多くの蛇の石像が安置されていました。
磯山弁財天は、天暦2年(948年)に藤原秀郷による創建とされています。弁財天は、五穀豊穣・家内安全・商売繁盛、その他あらゆる信仰の対象として、この地域一帯を長年にわたって見守ってきた七福神の神様です。蛇は弁財天の化身と言われており、境内には蛇の石象が多数安置されています。
こちらは、隣接している「出流原弁天池」です。古生層石灰岩の亀裂から湧き出した地下水が溜まることによって形成された池で、透明度が非常に高く、環境庁認定の日本名水百選にも選ばれています。
透明度の高い水の中を鯉が優雅に泳いでいます。
さて、ここからが弁財天です。山門(拝殿)をくぐって登っていきます。拝殿は建築物としても貴重なものです。
山門をくぐると、大蛇がお出迎えです。
さらに進むと、白蛇手水舎が見えてきました。大蛇の口から水が出ています。
三層楼の弁天堂まで登っていきます。
入り口にも大蛇が祭られています。
ここからの眺めは最高です。佐野市内が一望できます。
蛇は弁天様のお遣いで、この地域では、長い蛇の夢を見ると幸先が良く縁起が良いと言われています。来年(2025年)は巳年(ヘビ年)です。磯山弁財天は巳年に御開帳が行われるそうです。
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