8月28日(月)、仕事帰りに、星野先生のお宅に設置してある、虫除け「おにやんま君」を見せていただきました。
おにやんま君は、蚊などの虫除け効果があるとして、大ヒットしているアウトドアグッズです。よく見ると、ほぼ原寸大で、翅の模様など、とてもリアルに作られています。
ところで、オニヤンマは、日本に生息する最大級のトンボです。エサとなる昆虫類が集まる場所を徘徊しながら捕捉します。オニヤンマが最強の捕食者であることを本能的に知っている昆虫たちは、その姿を見かけると、近寄らないと言われています。
この特性を利用し、本物そっくりのオニヤンマの模型をぶら下げておくだけで、虫除け効果があるとされています。(どの程度の効果があるのかは不明です)
星野先生の庭先の果樹園には、ブドウ、キウイ、レモンが植えられていますが、ブドウやキウイは「コガネムシ」に、レモンは「アゲハ」の幼虫に葉っぱを食べられてしまうそうです。
そこで、それらの昆虫が寄ってこないように、この「おにやんま君」を1週間前から糸で吊るして設置しています。(おにやんま君は人気商品らしく、アマゾンで取り寄せに1週間かかったそうです。3個セットで1800円くらいです)
星野先生によると、「おにやんま君のおかげで、昆虫たちは近寄ってこない、ような気がする」そうです。
普通は、蚊などの虫除けとして、人間が被る帽子やバックなどに、アクセサリー的につけたりするそうですが、果樹栽培に効果があるかどうかにチャレンジしているところが素晴らしいと思います。
正直、どのように効果の度合いを測定すればいいのか、今のところ、思いつきませんが、面白い発想だと思います。
黄色と黒色の模様があれば、トンボの形でなくても同様の効果がある、という考えもあるようですが、生徒の課題研究で実験してみると面白いのではないかと勝手に考えています。
実際に、どのくらいの効果があるのか、興味あるところです。
ちなみに、おにやんま君の姉妹品で、赤とんぼを模した「あかねちゃん」も注文してあるそうです。 → あかねちゃん│【公式】おにやんま君 (eikyu-s.com)
(効果のあるなしに関わらず)トンボオブジェとしても、十分に楽しめるのではないかと思いました。
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