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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

赤いランタン「カラスウリ」

11月5日(日)、佐野市梅林公園に続く道沿いの藪には、灯を灯すように「赤いランタン」が鈴なりにぶら下がっていました。「カラスウリ」の実です。

「カラスウリ」の実は、最初は緑に白の縦縞模様の入った「ウリボウ」を経て、だんだん朱赤に熟してきます。

真っ赤な色合いは、目のいい鳥たちに目立ちます。


「カラスウリ」の実の中を見てみましょう。

見た目だけではわかりにくいかもしれませんが、左側の熟しつつある実の内部はヌルヌルです。ちょうど、納豆のようです。このヌルヌルのおかげで、鳥たちは、おいしそうに種子を飲み込んでくれます。


一つ一つの種子は、このような形をしています。この種子だけが、ぎっしり詰まっていたとしたら、鳥たちはあまり喜んでくれなかったでしょう。


「カラスウリ」は、鳥たちに喜んでもらうため、柿の実のように、おいしいヌルヌルを用意しました。


「カラスウリ」の赤い実は、この時期、最も鮮やかに輝いています。

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