2025年2月2日(日)節分の夜、1915年(大正4年)から続く伝統行事「足利鎧武者行列」が開催されました。ダイキさんからたくさんの写真が届きました。

「鎧行列とは、鎌倉時代中期(約750年前)、足利尊氏をさかのぼる4代前の足利泰氏が坂東武者500騎を鑁阿寺(ばんなじ)楼門へ勢揃いさせたのが始まりだといわれています。
当時、500騎もの武者を集結させたのは、相当なことで、一族の結束を図るためともいわれ、また、勢力の誇示でもありました。その光景は圧巻であったと思われます。
このような故事にならい、大正4年、市内繊維業者を中心とした有志により行列として復活、令和7年で110年目を迎えます。」
坂東武者に扮した市民など約200人が、午後5時から、織姫公民館から鑁阿寺までの約1.3kmの大通りを練り歩き、最後には、国宝の鑁阿寺本堂に一同が集結、追儺式(豆まき)を行います。



だんだん暗くなってきました。暗くなるにつれて、鎧武者行列のリアリティが高まってきました。まさにタイムスリップしたようです。


行列は、鑁阿寺の境内へと進んでいきます。

大勢の観光客に見守られながら、意気揚々と行列は進行します。


そして、全員が鑁阿寺の本堂に集結しました。こうしてみると、かなりの壮観です。

この後、この場所で「節分の豆まき」が行われました。
「足利市の節分鎧武者行列を見てきました。市内の方々による甲冑姿は見事なものでした。特に子供たちのパワフルな掛け声は良い厄祓いにもなり同時に元気がもらえます。」
→たた練り歩くだけでなく、一か所に集結して事を成し遂げる(ここでは、豆まき)というストーリー性が秀逸なイベントだと思いました。大人から子供までが楽しめるこのような行事は素晴らしいと思いました。
今回もわかりやすい写真をたくさん送ってくれたダイキさん、ありがとうございます。
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