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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

里山樹木の花の饗宴

更新日:2023年5月4日

5月3日(祝)、佐野市葛生にある里山を訪れました。ちょうど、トチノキとホオノキが花を咲かせていました。どちらも、大きな葉っぱが特徴です。


まずは、「トチノキ(栃ノ木)」です。日本全国に分布する温帯の落葉広葉樹林で、1966年に栃木県の「県木」に制定されました。「トチノキ」の語源は、トは「十」、チは「千」を表わし、果実がたくさんなることからこの名がついたとされています(Wikipediaより)。


トチノキの葉を表す「栃の葉」(とちのは)や「マロニエ」(フランス語)は、栃木県に関連する物象によく使われています。

葉っぱは、非常に大きな掌状複葉(手のひらのような複葉)です。小葉が合わさって一枚の葉になっています。下の写真全体が一枚の葉っぱです。ちょっと固めでごわごわしています。


続いて、「ホオノキ(朴の木)」です。こちらも巨大な葉っぱが特徴です。

ホオノキは、トチノキのように掌状複葉ではなく、1枚1枚が葉っぱです。

ホオノキの「ホオ」は「包」を意味し、大きな葉で食べ物を包むことに用いたことに由来します。ホオノキの葉は、芳香があり、殺菌・抗菌作用があるため、食材を包んで、「朴葉寿司」、「朴葉餅」などに使われます。また、火に強いため、味噌や他の食材を乗せて焼く「朴葉味噌」や「朴葉焼き」など、郷土料理としても知られています(Wikipediaより)。


里山の樹木で、国内で最大級の葉っぱを持つ「トチノキ」と「ホオノキ」。両種の花の饗宴を見ることができ、とても有意義な一日でした。








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