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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

鉄道ワールド for 園児

更新日:2023年11月5日

11月2日(木)午前中、足利短大の附属幼稚園の年長組(約30名)が足利大学を訪れ、鉄道研究部の企画による「鉄道ワールド」を楽しんでいました。

今日は、体育館前の駐車場のスペースに「人力機関車の円形軌道」と「トロッコの直線軌道」、そして、体育館内の武道場には「プラレールで遊ぼう」の3つの企画を用意しました。


今回の企画にあたっては、足利大学が全面的に協力し、前日と当日朝、職員が準備を手伝いました。軽トラックで、鉄道研究部の格納庫と会場を何往復もしていました。

幼稚園児の喜ぶ顔が見たい。」それは、鉄道研究部及び大学職員の共通の思いでした。


10時40分頃、幼稚園の年長組(約30名)の園児たちが、やってきました。園長の挨拶の後、鉄道研究部からのメッセージがありました。

そして、いよいよ、園児たちを3グループに分け、3つの企画をローテーションで体験します。


企画1:人力機関車

同じ職場のSさんが、機関車内に入り込み、人力(手と足の力)で、機関車を動かし、園児たちが乗った客車を力強く牽引しました。職員がそれをアシストしながら、コースを周回しました。

一度に園児4~6人が乗車し、全長約60mの円形コースを1周します。この乗車体験を園児全員が3周分くらい体験しましたので、全部で20周(1200m)以上、人力機関車を運行した計算になります。

特に、機関車内で孤軍奮闘したSさん、よく頑張りました。お疲れさまでした。園児たちの笑顔で報われました。



企画2:トロッコ

トロッコは、直線コースの往復(約60m)を2人1組で走らせますが、さすがに園児だけではきついので、大人と園児のペアで動かしました。

すべての園児が1回ずつ体験しました。毎回「〇〇ちゃん、がんばれ!、〇〇ちゃん、がんばれ!!」という園児たちの応援が心地よく響いていました。


園児たちは、思い思いに「プチ鉄道の旅」を満喫していました。


企画3:プラレールで遊ぼう

プラレールは、園児たちの「おもちゃ」の延長線上にあるためか、ものすごく夢中になっていました。プラレールが動くのを見ているだけでも楽しいし、線路を切り替えて、別の路線に引き込んだりと、それぞれの楽しみ方がありました。


こうして、約40分の「鉄道ワールド」は大成功の裡に終了しました。

皆、名残惜しそうに、会場を後にしました。


大人たちが全力を出し切った「鉄道ワールド」は終わりました。皆さん、お疲れさまでした。しかし、園児たちの好奇心と体力は無限です。

大学の庭園内での「どんぐり拾い」、そして「池のカメとの戯れ」を経て幼稚園に戻りました。

今日のような体験ができる幼稚園児は、そうはいないと思います。とても素晴らしい一日だったと思います。


今回の体験がきっかけで、「鉄道」や「ものづくり」に興味を持ち、未来のエンジニアが生まれることになったら、望外の喜びです。

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