10月9日(月)、今日は「わたらせ祭」最終日でした。雨が激しく降る中、トロッコは「屋根付きトロッコ」にマイナーチェンジし、お客さんの笑顔を乗せて疾走しました。
朝早くから、来栖くんが簡易的な屋根を取り付け、雨の中でも走行が可能となりました。さすがは機械分野の4年生です。また、OBの布施さんが今日も一日手伝ってくれました。
今回も、HP掲載を許可してくださった方々を紹介します。
一般的な所要時間は3分程度ですが、1分以下を目指すスピードチャレンジャーもいました。
このお客様は、新記録を打ち立てました。
このように、雨にもかかわらず大変な盛り上がりを見せました。2日間の合計で少なくとも500名以上が乗車しました。
その最大の要因は、トロッコの完成度が高いことだと思います。スムーズに運転できたことはもちろん、頑丈で、どんなに手荒く扱われてもびくともしない安定感がありました。また、安全な運行を可能にしたOBのサポートの力は大きかったです。そのため、お客さんは安心して、トロッコを楽しむことができました。
「トロッコが青春です」と言い切る来栖くんの情熱と、それを支えてくれた多くの仲間たちによる集大成が、今回の「わたらせ祭」だったのではないかと思います。
最後に、後輩たちは「来年は僕たちが引き継ぎます!」と宣言してくれました。
来年の「わたらせ祭」でも、トロッコが学内を疾走する姿を見ることができるのは、とても嬉しいです。おそらく、その時は、来栖君もサポートに来てくれるのではないかと期待しています。
来栖君をはじめとする鉄道研究部の部員の皆さん、そしてOBの皆さん、「わたらせ祭」お疲れさまでした。
PS:当ブログをみてくれた来栖くんからコメントが届きましたので紹介します。
「鉄道研究部の次のイベントは合計2回の付属幼稚園生の体験乗車です。戦いはまだ終わりません。最後まで無事故で活動出来るよう、努力いたします。」
来栖くんにとって、トロッコは「青春」であると同時に、「戦い」でもあったことに、はっとさせられました。来栖くんの中では、何かと戦っていたんですね。
それを聞いて、腑に落ちた気がしました。「単なる趣味では、ここまではできない。なぜここまでできるんだろう」と正直、思ってました。「来栖くんは何と戦っているのか?」いつか聞いてみたいと思いました。
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