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​身近な風景

執筆者の写真tokyosalamander

高校生の「研究室訪問」

2024年7月25日(木)。この時期、佐野高校2年生の課題研究の一環として、研究室訪問が行われました。7月17日(水)午後には、足利大学の機械分野(自然エネルギーコース)の根本泰行教授(オンライン訪問)、同24日(水)午後には、建築・土木分野(建築学コース)の仁田佳宏教授の研究室訪問が行われました。


<根本研究室訪問:7月17日>

根本先生の研究室からは、根本先生とインドネシアからの留学生(大学院生)がオンライン研究室訪問に参加しました。

佐野高校からは2名が参加しました。

高校生からは、自分たちが取り組んでみたいテーマの説明などがありました。それに対して、根本先生からは、丁寧なアドバイスや提案などがありました。また、根本先生ご自身の研究内容の説明などもありました。


課題研究の内容については、今後、より具体化していくことになりますが、根本先生から「協力できることがあれば、アドバイスします」というお話があり、約1時間半のオンライン研究室訪問は終了しました。


このようなオンラインでの研究室訪問にも対応しています。



<仁田研究室訪問:7月24日>

仁田先生の研究室訪問は、生徒たちと大学の正門で待ち合わせをし、まず、実験室を案内しました。

今回は研究班5名中4名が来学しました。彼らは、地震による人的被害を軽減するために、自分たちができることとして、家具等の倒壊などによる被害を防ぐ手立てはないか、という観点から研究を進めたいと考えていました。

そのため、地震に強い構造物を作るための耐震・免震・制振(震)構造の専門家である仁田先生に、実験を交えながら、耐震・免震・制振(震)構造について、基本的な知識を学んだり体験することから始めました。


その後、教室に移動し、耐震・免震・制振(震)構造による具体的な対策等について、レクチャーを受けました。

実験室での体験と教室での講義は合わせて2時間近くになりましたが、生徒たちと仁田先生の間で、やりたいことと、できること、研究の進め方などについて、理解を深めることができたように感じました。生徒たちも熱心に質問していました。


課題研究はまだ始まったばかりですが、高校生ならではの独自の切り口を期待しています。仁田先生からは、今後の展開によっては、実験等で協力できることがあればいつでも相談してください、というお話がありました。生徒たちも、先行きが少し見えてきたことから、すっきりした表情で帰途に就いていました。



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