2024年3月28日(木)、群馬県高崎市榛名山町にある「榛名神社」を参拝しました。榛名神社は、榛名山の南中腹に位置し、6世紀末に創建されたと伝えられています。有名な「双龍門」は扉に丸く文様化された 龍 の彫刻が施されています。
鳥居をくぐると、壮大な「隋神門」が見えてきます。
門の中は、まだ至る所に、雪が残っています。榛名神社の周辺の道路には、今日も除雪車が運航していました。榛名山を車で一気に登ってくると、かなりの高度差があるため、気圧の変化で耳がよく聞こえなくなりました。大変な目に逢いました。
本殿までは、遊歩道が長く続いています。普通に歩いても15分以上かかります。
榛名神社は、パワースポットとしても有名で、七福神の銅像が要所要所に鎮座されています。それぞれ大人の人間よりも二回り位、大きな姿を見せています。
「隋神門」の近くには、戦いの神とされる「毘沙門天(びしゃもんてん)」が睨みを利かせています。
2番目は、長寿を授ける「寿老人(じゅろうじん)」です。
3番目は、背負った袋から財を与えてくれる「布袋(ほてい)」です。
4番目は、幸福(福)・富貴(禄)・長寿(寿)をもたらす「福禄寿(ふくろくじゅ)」です。
5番目は、福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす「恵比寿(えびす)」です。
6番目は、食物・財福をつかさどる「大黒天(だいこくてん)」です。
そして最後の7番目は、音楽・弁才・財福・知恵を授ける「弁才天(べんざいてん)」です。
遊歩道沿いには榛名川の渓流が流れており、高低差のある「瓶子(みすず)の滝」が音を立てて流れ落ちています。
「瓶子(みすず)の滝」の反対側から石段を登っていくと、ようやく、双龍門、神楽殿、本殿が見えてきます。
榛名神社の建築群は,奇岩が周囲を囲んだ独特な環境の中で、存在感を示しています。石段の先にある建物が「双龍門」です。なお、神楽殿と本殿は、改修工事のため、見ることはできませんでした。
門の左右の扉には、それぞれ龍の彫り物が施されています。双龍門は、すでに改修が終わっており、美しい姿を見ることができます。
これぞ「双龍」です。
ここは、榛名神社の最強のパワースポットです。
榛名神社は、榛名山の中腹に位置していますが、秘境的な雰囲気が残っている素晴らしい神社でした。パワースポットとしても見どころ満載でした。
榛名神社から4キロほど山道を登っていくと、急に開けてきます。眼前に「榛名湖」が広がります。ご覧のように、雪がかなり残っています。
そして、榛名湖の東端にあるのが「榛名山」です。榛名山は単独峰ではなく、頂上付近にみられる山々の一つ、という感じでした。また「榛名富士」と言われるように、きれいな形をしています。
榛名山の麓には、ロープウェイの駅「榛名高原駅」があり、運航していました。
今日は平日ということもあり、周囲は閑散としていました。
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