2024年4月4日(木)昼、渡良瀬川沿いの遊歩道の近くにある「花桜亭(かおうてい)」を初めて訪れました。前から気になっていたお店でした。

入り口の店の看板や鶴の彫刻など、レトロな雰囲気が満載です。


この遊歩道の奥にひっそりと佇むお店です。おそらく知っている人しか知らないような?お店です。

「花桜亭のランチ」に惹かれました。桜の季節である今、「行くしかないでしょ!」という気持ちになってしまいました。昼時の3時間しか営業していない、というのにも惹かれました。

お店に入ると、常連客らしい地元の方がカウンターに何人か座っていました。おいしそうなランチメニューが並んでいます。ここは迷わず、「並盛ソースかつ丼定食」を注文しました。

かつは、注文を受けから揚げてくれるので、出てくるまでに10分くらいかかります。

上品で酸味のあるソースの味がしみ込んだカツは柔らかくてジューシーで、ご飯やみそ汁によく合います。どれも刺激的な味ではなく、当たり前の美味しさが、心や体を癒してくれました。また行ってみたいお店です。今度はハンバーグ定食ですかね。
5日(金)今日もやってきました。注文したのは「ハンバーグ定食」です。

オーナーが、このハンバーグの特徴を説明に来てくれました。肉は国産豚肉100%で、すりおろしたリンゴやじゃがいも、玉ねぎなどを加えて、手ごねしたものだそうです。最後に大根おろしがハンバーグ全体を包み込みます。肉々しさや油っぽさはなく、滑らかな食感です。よく知っているハンバーグとはまるで別物です。ハンバーグを煮込んだような感じです。このハンバーグは店の一押しメニューの一つで、予約して食べにくる方もいるそうです。ひたすらヘルシーなハンバーグは、明らかに大人向けです。いろいろなおかずと一緒に食べることで、このハンバーグの滋味深い味わいがにじみ出てきます。ここでしか味わえないハンバーグが人気なのもわかりました。もちろん、おいしかったです。
次回は、魚の煮つけ定食も魅力ですね。
ところで、この店は9年前から営業を始めたそうです。この建物を建てるところから始めました。大正時代のランプや欄間など、オーナーのこだわりが半端ではありません。

入り口の内扉は明治時代のものだそうです。

外の扉は、江戸時代のものです。

街道から奥に入り込んだ場所に建てられており、とても静かです。静かな場所でお店をやりたかったそうです。ちなみに店の名前の「花桜亭(かおうてい)」は、大好きな花で、自分を守ってくれる桜に因んだ名前をつけたそうです。どこまでもこだわりぬいています。

手前のピンクの花は、桜ではないそうです。花桃(花を愛でる桃)が店の雰囲気を盛り立てているように感じました。
PS:12日(金)今日は「魚の煮つけ定食」を食べました。

「魚の煮つけ定食」は、基本は鮭で、しょうがの効いた煮つけです。オーナーから、鮭はアスタキサンチンが含まれていて、お肌にもいいとの説明がありました。市場で新鮮なものを求めてくるそうです。甘くなく上品な味付けで、ご飯とみそ汁にマッチしています。今回もヘルシーな定食でした。
次回は、「若鶏のからあげ定食」ですかね。
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