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身近な風景


美味しいもの見聞録⑲(加筆版)
2025年11月7日(金)、帰宅途中の17時頃、足利市通り4丁目にある 元祖芋ようかん処「舟定」 に立ち寄りました。お目当ての「 芋ようかん 」は、3個入り(税込み570円)が1つ残るのみでした。買えてよかった! 「 舟定屋本店 」は、足利市の老舗の一軒で、「 舟定の芋ようかん 」が広く知られています。創業は、今から126年前の明治32年(1899年)。「 浅草の舟和 」は、舟定屋の暖簾分けとされています。 お店では、「 舟定 」と「 舟和 」の関係について、わかりやすく紹介されていました。 ・明治時代、浅草で芋問屋をしていた初代・石川政吉の息子として誕生した二代目 石川定吉 は、痛み芋(傷んだ芋)を使って何か出来ないかと、友人の 小林 和助 と相談し、二人のアイディアで 芋ようかん を完成させた。 ・船橋で和菓子職人となった定吉は、和助にも作り方を伝授し、浅草で『 舟定 』を創業。 (船橋→ 舟 、 定吉→定 ) ・その後、定吉は『舟定』を和助に譲り、家族と共に足利市で『 舟定 』を始めることに。 ・和助は譲り受けた店を『 舟和 』へと改名した
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11月7日読了時間: 3分


ほぼスーパームーン
2025年11月6日(木)21時、今夜は月が綺麗です。実は、昨日(5日)の満月は、月が地球に1年で最も近づくため、最も大きく見える「 最大の満月(スーパームーン) 」でした。今夜は、それに近いので「 ほぼスーパームーン 」です。 月の右側がやや欠けていますので、満月ではありません。 満月カレンダー・2025年11月 でも、本当に大きく見えているのでしょうか? そこで、私が同じカメラとレンズで撮った、3月の満月(2025年3月14日)と今夜の月の大きさを比べてみましょう。 このように、同じ画角(タムロンのレンズ:270mm)で撮った写真を並べてみると、今夜の月が大きいことが分かります。直径で12~14%、面積で25~30%も大きいです。 3月14日の満月を「ほぼ最小の満月」としたのは、4月の満月の方が、わずかに小さいからです。4月の満月の写真は撮っていませんでしたので、3月の満月と比較しました。。 PS:昨日(11月5日)は曇っていたため、私はスーパームーンを見ることはできませんでした。しかし、 智泉 さんと、 しのピー さんは、 スーパームーンを
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11月6日読了時間: 2分


登坂天蚕工房
2025年11月2日(日)、四万温泉に行く途中で立ち寄った「中之条町ふるさと交流センターつむじ」で何気なく見ていた壁面の地図に「 登坂天蚕工房 」の文字を発見しました。 「 天蚕 」とは ヤママユガ のことです。カイコは屋内で飼育されることから「 家蚕 (かさん)」と呼ばれていますが、ヤママユガは野外で繭を作らせることから「 天蚕 (てんさん)」と呼ばれています。 「天蚕」の緑色の繭から作られる天蚕糸は、非常に丈夫で、「 繊維のダイヤモンド 」と称されるほど希少価値があり高価です。 天蚕の飼育は、現在では長野県の「安曇野市天蚕センター」で行われていることは知っていました。はたして、ここ中之条町でも「天蚕」が行われているのでしょうか。 半信半疑で「登坂工房」を検索し電話してみました。すると、登坂さんが電話に出るではありませんか。「今日はやってます」という言葉を信じ、急遽、「登坂工房」を目指しました。山奥の曲がりくねった道路を走ること5分、↓このような場所にたどり着きました。 全く人気のない場所だったので、再び登坂さんに電話すると、そこは工房ではなく
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11月5日読了時間: 5分


四万温泉の秋の風景
2025年11月2日(日)・3日(文化の日)、群馬県中之条町にある四万温泉(しま・おんせん)の「積善館」に宿泊しました。 積善館は江戸時代創業の温泉宿で、多くの文豪に愛された名旅館です。また、「千と千尋の神隠し」の「油屋」のモデルと噂されている宿の一つです。 四万温泉 積善館(せきぜんかん)【公式】群馬の温泉旅館 四万温泉には、四万川(しまがわ)が流れています。四万温泉の下流で、四万川を堰き止めた「四万川ダム」は、紅葉スポットになっています。 四万川の河原には、珍しい風景が見られました。 河原の湯休憩所です。この下のスペースが共同浴場になっています。 河原の湯休憩所から、細い路地を登っていくと、「積善館」が見えてきます。 四万川(しまがわ)にかかる橋を渡ります。橋の上からは、木々の紅葉を楽しむことができます。 下流側の風景です。 上流側の風景です。 橋を渡ると、「積善館」の本館が見えてきます。雨に濡れた紅葉越しに見る建物には風情があります。 積善館には、様々な風呂があります。江戸時代から続く湯宿の温泉は、日帰りでも楽しむことができます。特に、「元
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11月3日読了時間: 1分


宇都宮散策「禅寺の秋」
2025年11月2日(日)、DAIKI さんから、宇都宮の秋の便りが届きました。 「宇都宮市内を散策していたら、立派な門構えのあるお寺を見つけました。」 ここは、栃木県宇都宮市今泉三丁目にある臨済宗妙心寺派の興禅寺(こうぜんじ)です。 正和3年(1314)真空妙応禅師によって開山され、開眼落慶法要が盛大に行われました。 宇都宮で最初の禅寺 であることから、「興禅寺」となり、山号は、「神護山」、寺域を「河北禅林」と定められました。 歴史・史話 | 興禅寺 より 石の橋をわたると、中門があります。 中門をくぐると、たくさんの石灯籠が並んでいます。 上を見上げると、紅葉が見事です。 足元には、「砂庭」と呼ばれる日本庭園が広がっています。 参道のいたるところで、石像たちが歓迎してくれています。 どの石像も穏やかな表情をしています。 おや、これは何でしょうか? もしかしたら、あの「 一休さん 」かもしれません。 「一休さん」は、一休宗純(いっきゅうそうじゅん)といい、1394年に生まれ、1481年に亡くなった臨済宗大応派の僧です。興禅寺は臨済宗の禅寺です
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11月3日読了時間: 3分


カツラの甘い匂い
2025年10月30日(木)、「動物の守り人」さんから、旭川の黄葉の便りが届きました。 秋に黄色になる葉は「黄葉」、赤く染まる葉は「紅葉」ですが、どちらも「こうよう」と読みます。「黄葉」の代表選手は、イチョウですが、この写真の「黄葉」は、 カツラ です。 カツラの落ち葉は、醤油と砂糖をこがしたような香ばしい香り( キャラメルの香り )を放っています。カツラに含まれる香りの原因物質はマルトールという物質です。マルトールは二糖類のマルトース(麦芽糖、ブドウ糖が2個つながった糖)から生合成されます。独特の香り、甘味を助ける働きがあり、多くの食品にも添加されているそうです。 マルトールは、カツラの緑葉には少なく、黄葉、さらに茶色くなるにつれて含量が多くなります。葉が老化段階に入ったり、乾燥したりすると増加するようです。それに伴って、キャラメルのような甘い香りが強くなってきます。 「動物の守り人」さんは、「甘い香りに誘われて、偶然、カツラの木を発見しました。」 カツラの黄葉は、視覚だけでなく嗅覚でも楽しませてくれる「一粒で二度美味しい」風景です。
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11月1日読了時間: 1分


旭川のアカゲラ
2025年10月30日(木)、旭川の「動物の守り人」さんから、早朝の公園でドラミングしている アカゲラ (キツツキの仲間)の動画が届きました。 「おそらくアカゲラかと思われます。」 「朝からきれいな音を聴かせてくれました」 →日本野鳥の会の方に、動画を見ていただきました。 「背中に逆八の字の白斑が見えます。アカゲラではないでしょうか」 という回答をいただきました。 アカゲラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動 こんなに身近な場所で、アカゲラを見ることができるんですね。 キツツキの仲間は、くちばしで木に穴を開けて、中にいる昆虫の幼虫などをエサとして食べています。種ごとに、くちばしで木を叩く音(ドラミング)に特徴があり、その音を聴いて、どのキツツキかわかるそうです。
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11月1日読了時間: 1分
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